懐かしいのに、新しい。

フリーランス・個人事業主の皆さまに
お喜びいただいております
当店の強み

1.
活版印刷好きの
デザイナーが運営
活版印刷好きのグラフィックデザイナーが運営する小さな活版印刷店です。デザインの知識を活かして、文字のサイズ、字間、行間など、細かいところまで配慮したレイアウトを行なっています。
2.
金属版が生み出す
シャープで深い陰影
一般的な樹脂版ではなく、印刷がシャープで耐久性も高い金属版を使用しています。凹みが綺麗で、陰影が出やすいのも特徴です。


3.
ハンドプレスで、
一枚一枚丁寧に印刷
自動の機械ではなく、一枚一枚ハンドプレスしています。腕の力や版と紙を密着させる時間により微妙に刷り上がりが変わり、手作り感のある仕上がりがお楽しみいただけます。
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活版印刷に込める想い
2014年にデザイナーとして独立する前は、地元の印刷会社に勤めていました。毎日数件のチラシやパンフレット等のデザインをこなし、デザイナーとしてそれなりの経験とスキルを積んでいたと思います。 ただ、毎日数件の案件をこなすには業務の効率化が必要です。僕はいつの間にか、良いデザインではなく、相手が不満を言わなさそうな無難なデザインを提案するようになっていました。そうやって作ったチラシやパンフレットも役目を終えればこの世から姿を消します。消費されるデザイン、消費される印刷物。何かやりきれなさを感じる毎日でした。 そんな中、あるお客様から「活版印刷で名刺を作りたい」というお話をいただきました。それまで様々な特殊加工を扱ってきましたが、活版印刷は初めてでした。出来上がった名刺を見て僕はその見た目の美しさに惚れ惚れしました。ふんわりした質感の良い用紙に、文字が美しく刻印されている。一色なのに高級感があり、いつもの印刷物とは違う存在感を感じました。僕が活版印刷の虜になったのはそれからで、独立したのもちょうどその頃です。売上重視ではなく、本当に相手に喜ばれるものを丁寧に作っていきたいという思いからでした。 そのお客様は今でも、同じデザインのその活版名刺を好んで使われています。名刺としては当然消費されていくのですが、デザインは生き続け、名刺はその人のステータスを彩り続けています。変わる良さもあれば、変わらないことで積み重ねていけるものもありますよね。 僕のデザインは、飾り立てるものから、余計な要素を省いたシンプルなものに変わっていきました。見た目のデザインだけでなく、紙が持つ表情やインキの発色などを活かして、デザインを全体で捉えるようになりました。これがデザイナーであり、印刷職人でもある僕の強みだと思います。 活版印刷は、時代に左右されない美しい印刷です。その魅力を活版名刺を通して、あなたにも感じ取っていただけたら。そういった想いで、日々活版印刷名刺を作り続けています。

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2023/2/28
2023/2/28